村上晴美研究室

Subject World
Subject Wolrd - 主題の世界-

sw [旧版] (Subject World): 概念体系として件名(BSH4)と分類(NDC9), データベースとして大阪市立大学OPAC,Google、Amazon書籍検索等を扱っていました。

sww Subject World on the Web: 概念体系として件名(NDLSH, LCSH),データベースとして大阪公立大学OPAC等を扱っています。

Subject(主題/件名)による情報検索のために、世の中に存在する用語(概念)体系の統合、可視化を目指しています。扱う概念体系として, 図書館の世界に存在する件名や分類を対象としています。

研究のポイント

  • 図書館情報学と情報工学の学際研究です。
  • 図書館情報学への学術的貢献及び図書館の実用システムの構築に関する社会的貢献を目指しています。
  • 図書館の世界に存在する実データの取り扱い手法が研究の中心です。
  • 図書館情報学的に正当な件名や分類の表示方法を追及するよりも、やや厳密性にはかけますが、ユーザにとって直観的にわかりやすい表示方法を検討しています。
  • (1)異なる概念体系の統合と、(2)視覚的な連想インターフェースが、システムの特徴です。

こんなことに使えることを目指しています

  • 分類や件名の世界を探訪するために
  • OPACにどのような言葉を入力をすればよいか知るために
  • ネットサーフィンするような探索的な検索を助けるために
  • etc...

Special Thanks...

  • BSH4とNDC9は、正規版を購入の上、ネットワーク利用に関して日本図書館協会から許可を得ています。
  • NDLSHは、国立国会図書館のWeb NDL Authoritiesの一括ダウンロードファイルを利用しています。
  • LCSHは、LC Linked Data ServiceのWebサービスを利用しています。

Publications
研究発表

論文誌(査読付)

  1. Hiroshi Ueda, Harumi Murakami and Shoji Tatsumi, Suggesting Subject Headings using Web Information Sources, Far East Journal of Experimental and Theoretical Artificial Intelligence, Vol.2, No.1, pp.25-45, August 2008.

国際会議(査読付)

  1. Yoshitaka Shirakawa, Masayuki Shimokura, Takashi Hirata, Harumi Murakami, A System for Exploring People on the Web Using Subject Headings, Proceedings 2024 16th IIAI International Congress on Advanced Applied Informatics IIAI-AAI 2024, pp. 730-732, Takamatsu & Kawata International Conference Center, Takamatsu, Japan, 8 July 2024. https://doi.org/10.1109/IIAI-AAI63651.2024.00157
  2. Harumi Murakami, Zhenguo Tang, Atsushi Kurihara, Design and Implementation of System for Exploring Subject Headings, Proceedings of the 78th ASIS&T Annual Meeting, Vol.52, No. 1, pp.1-4, Hyatt Regency St. Louis at the Arch, St. Louis, USA, 9 November 2015. https://doi.org/10.1002/pra2.2015.145052010086
  3. Hiroshi Ueda and Harumi Murakami, Suggesting Japanese Subject Headings using Web Information Resources, ASIS&T 2006 Proceedings of the 69th Annual Meeting, Vol.43, No. 1, pp.1-6, Austin, United States, 2006年11月6日 https://doi.org/10.1002/meet.14504301228
  4. MURAKAMI Harumi, HIRATA Takashi and KITA Katsuichi, Subject World: A System for Visualizing OPAC, 人文科学とコンピュータシンポジウム論文集, pp.237-240, http://id.nii.ac.jp/1001/00182103/ 及び, Proceedings of PNC Annual Conference and Joint Meetings 2002, 大阪市立大学, 2002年9月22日.

国際会議

  1. Harumi Murakami, A System for Exploring NDLSH and LCSH Headings, IFLA WLIC 2019 (World Library and Information Congress: 85th IFLA General Conference and Assembly), Megaron Athens International Conference Centre, Athens, Greece, 26-27 August, 2019. http://library.ifla.org/2634
  2. Harumi Murakami, Hiroshi Ueda and Takashi Hirata, An approach to Exploring Subject Headings and Classifications, World Library and Information Congress: 72nd IFLA general Conference and Councel, Seoul, Korea, 22-23 August 2006.

解説(招待)(緩やかな査読付)

  1. 村上 晴美, 平田 高志, 上田 洋, Subject World-主題の世界-, 情報の科学と技術, Vol. 54, No. 11, p. 568-574, 2004年11月. https://doi.org/10.18919/jkg.54.11_568

紀要論文・テクニカルレポート(緩やかな査読付)

  1. 村上 晴美, 図書館情報学部門村上研究室における基盤支援システム, 大阪市立大学学術情報総合センター紀要・情報学研究, 第6巻, pp.23-26, 2005年3月. http://dlisv03.media.osaka-cu.ac.jp/il/meta_pub/G0000438repository_KJ00003973642
  2. 村上 晴美, 上田 洋, Subject World新機能 - NDC検索, 書籍検索, Web検索 -, 情報学, Vol.1, No.1, 2004年3月. https://kiyo.info.gscc.osaka-cu.ac.jp/JI/article/view/4/4

学会発表

  1. 白川 欣岳, 下倉 雅行, 村上 晴美, NDLSHを用いたWeb上の人物探索システム, FIT2022(第21回情報科学技術フォーラム)講演論文集, 第2分冊, pp. 207-208, 慶應義塾大学, 2022年9月15日. [FIT奨励賞]
  2. 村上 晴美, Subject World on the Web, 第66回日本図書館情報学会研究大会発表論文集, pp. 123-124, 琉球大学, 2018年11月4日.
  3. 村上 晴美, 唐 振国, 栗原 篤, 件名標目の可視化デザインの調査と試作, 2015年度日本図書館情報学会春季研究集会発表論文集, pp.41-44, 京都ノートルダム女子大学, 2015年5月30日.
  4. 上田 洋, 村上 晴美, 蔵書検索のためのWeb情報源を用いた件名の提案, 情報処理学会研究報告 Vol.2006, No.59, pp.17-24, 情報処理学会第83回情報学基礎研究会, 首都大学東京, 2006年5月30日. http://id.nii.ac.jp/1001/00040134/
  5. 上田 洋, 村上 晴美, Web情報資源を用いた件名と分類の提案, 日本図書館情報学会, 三田図書館・情報学会合同研究大会発表要綱2005, pp.157-160, 慶應義塾大学, 2005年10月23日.
  6. 上田 洋, 村上 晴美, 携帯OPACの高度化 - 主題検索, 配置画像表示, 内容表示機能の試作 -, 2005年度日本図書館情報学会春季研究集会発表要綱, pp.67-70, 専修大学, 2005年5月28日.
  7. 上田 洋, 村上 晴美, 関連語提示機能付携帯OPACの試作, 人文科学とコンピュータシンポジウム論文集, pp.189-194, 立命館大学, 2004年12月10日. http://id.nii.ac.jp/1001/00100466/
  8. 村上 晴美, 上田 洋, Subject Worldにおける概念体系表示のための一検討 - BSH4の表示方式 -, 情報処理学会研究報告 Vol.2004, No.78, pp.55-60, 情報処理学会第63回人文科学とコンピュータ研究会, 岩手大学, 2004年7月30日. http://id.nii.ac.jp/1001/00055089/
  9. 村上 晴美, 平田 高志, 北 克一, 主題検索のためのOPAC動的可視化システム, 第49回日本図書館情報学会研究大会, pp.79-82, 愛知淑徳大学, 2001年10月21日.
  10. 村上 晴美, 平田 高志, 北 克一, Subject World: 主題の世界 - 異なる概念体系の統合に基づく主題検索を目指して -, 情報処理学会第62回(平成13年前期)全国大会講演論文集(3), pp.211-212, 慶應義塾大学, 2001年3月14日. http://id.nii.ac.jp/1001/00167371/

招待講演等

  1. 村上 晴美, メタデータの付与と視覚化―件名と分類を中心に―, 国立国会図書館関西館, 2020年 2月 6日.
  2. 村上 晴美, 大阪市立大学学術情報総合センターにおける基盤支援システム, 私立短期大学東海・北陸地区図書館協議会平成18年度総大会講演会, 十八楼, 2006年8月30日.
  3. 村上 晴美, 平田 高志, 上田 洋, Subject World: 異なる概念体系の統合と可視化の試み, 日本図書館研究会整理技術グループ5月月例研究会, 大阪市立浪速人権文化センター, 2005年5月21日. (記録は, 報告(整理技術研究グループ月例研究会報告, 図書館界, Vol.57, No.3, pp.202-203, 2005.) として掲載された.)
  4. 村上 晴美, 研究紹介:Subject World, 国立国会図書館東京本館, 2005年3月18日.
  5. 村上 晴美, 連想と視覚化:記憶の社会的蓄積にむけて, 国立国会図書館関西館, 2004年12月15日.

ご注意

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